道行きを直したい ― 2008/02/10

私がせっせと直しものに呉服屋さん通いをするのをみて母もご機嫌です。自分が着なくなった着物が生き返って仕上がってくるのは気分がいいのでしょう。

とうとう「この道行きの丈短いのよね」と自分のも手を入れることにしました。やはり着物にも流行があって最近は羽織も道行きも丈は長めなのです。

母のお気に入りのローズ色の道行きは裏に返しがたっぷりあるので、ハギができましたが(ほとんど支障ない程度)約10センチ丈を長くすることができました。

道行きの丈 ― 2008/02/11

母がこれまで着ていた道行き(黒色)を、丈を長くした道行き(レンガ色)に重ねてみました。母が着てみた写真があれば良かったのですが・・・

着物をコートに直してみました 1 ― 2008/02/20

襟のかたちは「きものえり」
私の道行きは娘時代のものだけ、母のは私には短いしで、母の着物を道行きに直すことにしました。エンジの地色にピンク色単色模様の付下げが向きそうです。

これは世田谷の呉服屋さんでお願いしました。柄を活かして丈をできるだけ長めにとって、とリクエスト。丈は2尺3寸5分(88.5センチ)になり、トキハヌイ、スジケシ、羽裏を新しくして全部で約4万円でできました。

先の母の道行きの直しは、洗い張り、シミ抜きも必要だったこと、羽裏代や仕立代が高かった(銀座の呉服屋さん)ので約7万円かかってます。

着物をコートに直してみました 2 ― 2008/02/21

長コートは丈を決めるが難しい
紺色の無地の紬を長コートに直してみました。

これは母が法事に着るつもりで作ったようですが(背に一つ紋入り)しつけもついたまま出番がありませんでした。でも私は法事にもお茶会にも着ないし、街着にもならないので「コートに向きそう」と思ったのです。

軽くてしわになりにくくて良い具合です。防水加工して雨コートにも使えるようにしました。もちろん紋は取りました。

今回は裏をそのまま使ったのでトキハヌイ、スジケシ、仕立て代、防水加工で約4万円。(世田谷の呉服屋さん)

母の呉服屋さん ― 2008/02/25

ここで、母が着物を揃えた呉服屋さんについて触れておきます。
母の嫁入り支度の着物がどんな風だったかは聞いてはいませんが、結婚してから時々買っていたのは近所の呉服屋さんからでした。当時(昭和30〜40年代)はどこの駅前の商店街にも呉服屋さんがありましたから。

でもそのうちに知人の紹介で家に来てくれる呉服屋さんを贔屓にするようになりました。いわゆる「出入りの」、とか「担ぎ屋さん」とか言う店を構えない商人です。
頃合いを見て気に入りそうな反物を持ってくる、支払いは月賦で、手入れもコーディネートも彼次第。先の私の振り袖もこの呉服屋さんの見立てです。

かれこれ30年近いおつきあいでしたが、母が歳とともに和服が億劫になってきたのと前後して、この呉服屋さんも高齢になり商売を縮小、ほぼ閉店状態になりました。

それで、私の呉服屋さん行脚が始まったわけです。売り手も買い手も世代交代だったのです。