炉開き2012/11/08

今年は夏が暑かったせいかこの時期になっても、秋が深まって火が恋しいという気分にならない。とはいえ季節が巡り風炉を終って炉を切る「炉開き」を迎えた。
床のお軸には毎年必ず「一」が掛けられる。お道具には、炭斗に瓢(フクベ)、伊部(備前焼き)の灰器、織部の花入れと開炉に好まれる三部が使われた。これもどうやら毎年のことらしい。

着物は大小霰の江戸小紋に袋帯を仕立て直して軽さを出した名古屋帯で。他の方は色無地か鮫や行儀紋 の江戸小紋なので私のは一番カジュアルにみえたかも。


袋帯を名古屋帯に直すときに余った分でバッグをつくりました。わりとフォーマルな柄なのでまとまりがいいです。


姪の結婚式22012/11/24

今年は姪の結婚式2回目。今度は私の妹の娘なので支度の段階から実家で大盛り上がり。昨今は親族といえど留め袖を着る人は少ないので私は色無地で出席することにしている。
母の箪笥には留め袖が三着ある。昭和40年代に作った古典的な柄のもの、60年頃作った加賀友禅、娘(私)の結婚の時につくった新婚ミセス むきの華やかな柄のものの三点だ。
母が一番古い古典柄を、妹が加賀友禅を着ることにした。

留め袖の柄が高いところから始まっているのは若向きだそう。帯は川島織物で新調しました。
孫の結婚式は初めてです。83歳 82歳の老父母。
母が着た松に鶴が舞う古典柄。帯は白地に松葉で古い着物ながら品良くまとまりました。
紫色がきれいに撮れました。この着物に上の松葉柄の帯もあわせてみたい。